ごあいさつ
学部長挨拶
間もなく100周年を迎える理工学部は、原理や法則などを探究していく理学と、その知識を応用したモノづくりや技術開発を進める工学の融合した教育・研究を展開しており、天白キャンパスの再開発が進み、今や各種設備が充実した研究実験棟Ⅱ、Ⅲ、Ⅳを構え、ノーベル賞受賞者らが在職する研究科とともに、世界レベルの研究開発を進めています。
組織としては、昨年度より情報工学科が独立し、11学科から10学科体制になりましたが、それでも4000人を超える学生規模を誇っています。この体制において、多くの学科で専門教育の一部として、コンピュータサイエンスやコンピュータエンジニアリング等の情報系の学習を強化しています。また、デジタル・グリーン等の成長分野をけん引する高度専門人材の育成に向けて、データサイエンスやAIについての知識を、さまざまな専門分野へ応用・活用できるよう教育課程の改善に取り組んでいます。
コロナ禍の中、実験や実習を含む対面での授業は、ほぼ継続してきましたが、さまざまなイベントは、これまでは控えてきました。本年度は、そうしたイベントを再開していきたいと考えています。
理工学部が、今後も充実した伝統を未来に繋いでいけるよう、教職員一同心を合わせて邁進して参りますので、校友会の皆様には尚一層のご支援ご協力をお願いいたします。
令和5年4月1日
名城大学理工学部長 児玉 哲司